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旅の季節（ベストシーズン）

フィンランドの南端に位置するヘルシンキは、海流の関係で高緯度の割に比較的温暖ですが、それでも冬は寒く日照時間も短いため、やはり観光には、過ごしやすく昼間の時間も長くなる6月から9月くらいが望ましいと思います。ただ、この時期でも平均気温は20度に満たず、朝晩は冷え込むので、服装には注意が必要です。また、他のヨーロッパ諸国同様、夏休み期間中はどこも混雑し、ホテル代も割高な上、予約が取りづらくなるので注意が必要です。
一方、北部ラップランド地方でのオーロラは9月から4月頃までによく発生しますが、真冬よりも秋分や春分の時期の方が頻度が高いと言われています。

　　　　　

　　　　　

主な見どころ

世界遺産
・ラウマ旧市街
・スオメンリンナの要塞群
・ペタヤヴェシの古い教会
・ヴェルラ砕木・板紙工場
・サンマルラハデンマキの青銅器時代の石塚墳
・ハイ・コースト/クヴァルケン群島
・シュトゥルーヴェの三角点アーチ観測地点群

観光ビザ

短期（3ヶ月以内）の観光目的の旅行ではビザは必要ありません。なお、フィンランドは、シェンゲン領域に含まれていますので、長期旅行者の方は留意が必要です（詳しくは、外務省ホームページにおける「欧州諸国を訪問する方へ」をご参照下さい）。また、パスポートの有効期間は、シェンゲン協定加盟国出国予定日から3ヶ月以上必要です。
詳しくは、外務省海外安全ホームページ（フィンランド）の「査証、出入国審査等」の項をご確認下さい。

フライト情報

成田、関空、名古屋からフィンエアーが、また成田から日本航空が、ヘルシンキに向け毎日直行便を就航しています。その他、アジア系、中東系、アエロフロートなどの航空会社を利用すると、若干余計に時間は掛かりますが、比較的安くアクセスできます。

安全情報

ほぼ問題ありません。詳しくは外務省海外安全ホームページ（フィンランド）をご覧下さい。

一口メモ

残念ながら、ヘルシンキにしか行ったことはありませんが、他の北欧諸国同様、整然としたお洒落な街並みには感動しました。でも、やはり唯一最大の問題は物価です。長居できないのが非常に残念です。資金不足の際にはフェリーでバルト海を渡ってエストニアに逃げるしかないでしょう。

渡航履歴

2001年8月
2001年9月